過去30年以上の歴史の中で、公式に完全リタイアとなった事例は極めて稀です。第1回の間寛平さんが交通事情と体調により途中で車に収容されたケースや、体調悪化でドクターストップ寸前まで追い込まれたケースはあるものの、ほぼすべてのランナーが放送枠内または放送終了直後の枠でゴールを果たしています。
この「驚異的な完走率」に対しては、感動を呼ぶ一方で、ネット上では賛否両論の反応が常に渦巻いています。
「限界を超えて走る姿に本当に勇気をもらった」「自分も明日から頑張ろうと思える」というポジティブな声がある一方、猛暑が深刻化する日本において「真夏の炎天下に素人を100km走らせるのは危険」「感動の押し付けではないか」といった厳しい指摘も年々増加しています。こうした視聴者の意識変化を受け、番組側も走行距離の短縮や夜間走行の休憩時間拡大、ドーム施設・スタジアム周回の活用など、時代に即したアップデートを余儀なくされています。