抹茶と煎茶の違いを完全解剖!同じ茶葉でも味や栄養が激変する真実

抹茶と煎茶の違いを完全解剖!同じ茶葉でも味や栄養が激変する真実

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美容や健康志向の高まりとともに注目される栄養価においても、両者には顕著な差が見られます。決定的な理由は、水に溶けない「不溶性成分」まで摂取できるかどうかです。

急須で淹れる煎茶の場合、茶葉に含まれる栄養素のうち水に溶け出す水溶性成分は約30%にとどまり、残りの70%は茶殻に残ったまま廃棄されてしまいます。対して抹茶は茶葉そのものを微粉末にして体内に取り込むため、水溶性ビタミンはもちろん、食物繊維やビタミンE、β-カロテンといった脂溶性・不溶性の栄養素まで100%まるごと吸収できるのが最大の強みです。

主要成分を比較すると、以下のような特徴が浮き彫りになります。

・カフェイン量:
抹茶1杯(約2g使用)に含まれるカフェインは約64mg〜96mgと高めです。煎茶1杯(約100ml)は約20mg前後のため、抹茶の方がシャキッとした覚醒効果を得やすい設計です。ただし、抹茶にはリラックス作用をもたらすテアニンも豊富に含まれるため、コーヒーのような急激な興奮状態になりにくく、穏やかな集中力が持続するとされています。

・カテキンと美容効果:
茶葉単位で見るとカテキン生成量は露地栽培の煎茶の方が多いものの、摂取効率で見ると抹茶に軍配が上がります。強力な抗酸化作用を持つエピガロカテキンガレート(EGCG)を余すところなく取り込めるため、アンチエイジングや肌のコンディション維持を意識する層から圧倒的な支持を集めています。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。