天塩町の旅情を決定づけるのが、日本海沿岸を南北に貫くオロロンライン(国道232号・道道106号)の存在です。特に天塩川河口から北上するルートは、人工物が視界から消え去り、見渡す限りのサロベツ原野と日本海、そして水平線上に浮かぶ利尻富士だけが広がる日本屈指のドライブルートとして知られています。季節や天候によって刻一刻と表情を変えるため、出発前には現地の気象台やウェブカメラで天塩町天気予報を細かく確認し、晴天の夕刻に合わせて通過する計画を立てるのが旅慣れたドライバーの鉄則です。
ドライブの疲れを癒やす拠点として絶大な支持を集める天塩町観光スポットの筆頭が、鏡沼海浜公園に隣接する宿泊・温泉施設てしお温泉夕映です。この温泉の最大の特徴は、国内でも極めて珍しい赤褐色を帯びた強塩泉であり、かすかにアンモニア臭と独特の油分を含んだ湯触りにあります。地下深くの太古の海水が閉じ込められた化石海水型温泉であり、驚異的な保温力と美肌効果を誇ります。
露天風呂から望む日本海のサンセットと利尻富士のシルエットは圧巻の一言。館内のレストランでは天塩川のしじみ料理をはじめ、近海で獲れた新鮮な魚介類や地元産乳製品を贅沢に使った料理が振る舞われ、身も心も北の大地に浸りきる極上のリラクゼーション体験を提供しています。