桃の冷凍保存方法は、用途や手間のかけ方によって主に3つのアプローチに分かれます。それぞれの特徴を把握し、状況に合わせた最適な手順を選びましょう。
1. 驚くほど手軽!「丸ごと冷凍」と湯剥きの裏ワザ
「皮をむいて種を取るのが面倒」「とにかく変色を避けたい」という場合に最も推奨されるのが、丸ごと冷凍です。
【手順】:
1. 桃を水で優しく洗い、表面のうぶ毛を落としてキッチンペーパーで水気を完全に拭き取ります。
2. ラップを隙間なくぴったりと巻き、空気が入らないように密着させます。
3. 冷凍用ジッパー付き保存袋に入れ、しっかりと空気を抜いて冷凍庫へ入れます。
★ツルンと剥ける皮むきの裏ワザ:
凍った桃を冷凍庫から出し、ぬるま湯(40度前後)または流水に5秒〜10秒ほど潜らせると、果肉と皮の境目にある水分だけが瞬時に溶けます。指で軽く撫でるだけで、まるで湯むき用トマトのように皮がツルンと綺麗に剥がれます。
2. すぐ使えて便利!「カット冷凍」(レモン汁&砂糖)
デザートのトッピングやヨーグルト用として、小分けで使いたい場合はカットしてからの冷凍が適しています。
【手順】:
1. 桃の皮をむき、くし形切りなど好みの大きさにカットします。
2. ボウルに桃を入れ、桃1個に対してレモン汁小さじ1、砂糖大さじ1を加えて優しく全体に和えます。
3. 金属トレイにラップを敷き、桃同士が重ならないように並べて急速冷凍します。
4. 完全に凍ったら、密閉できる冷凍保存袋に移し替えて保存します。
3. 変色リスクを完全排除!「ピューレ・シロップ漬け冷凍」
傷みかけの柔らかい桃や、形が崩れてしまった桃の大量消費には、ペースト状やすりつぶし加工が威力を発揮します。空気に触れる隙間をシロップで完全に埋めるため、最も変色しにくく長期保存が可能です。