スタイリングの現場で数多くの着こなしを分析してきた結果、マフラーコーデで失敗してしまう人には共通したパターンが存在します。それは「素材の厚みと巻き方のミスマッチ」です。
例えば、分厚いローゲージニットや大判モヘアで複雑なリボン巻きを試みると、首元が過剰に膨らんでしまい、首が短く見えたり頭部が肥大化して見えたりします。逆に、薄手のカシミヤマフラーで韓国風のビッグシルエットを作ろうとしても、生地のハリが足りずに貧相な印象を与えてしまいます。「素材が厚いならシンプルな巻き方、薄手なら結び目を重ねる巻き方」という原則を徹底することが重要です。
マフラーアレンジを積極的に取り入れるべき人
- 冬のコートスタイルがいつも同じ印象になり、マンネリを感じている人
- 首回りの防寒を徹底しつつ、写真映えやフェイスラインのスッキリ見えを狙いたい人
- アウターの着数を増やさずに、日替わりでファッションの雰囲気をガラリと変えたい人
慎重にスタイルを選ぶべき人(注意点)
- 首が短め・肩幅が狭い骨格タイプの方(過度なボリューム巻きは着太りの原因になるため、縦ラインを強調するニューヨーク巻きや細身マフラーが推奨されます)
- 静電気や摩擦による髪の傷み・広がりが気になる方(化学繊維を避け、天然ウールやシルク混カシミヤを選び、髪をまとめるなどの工夫が必要です)