Web上やSNSのコミュニティで頻繁に見られるトラブルが、「本人の年収は低く手当を満額もらえるはずなのに、全額支給停止通知が届いた」というケースです。この背景には、扶養義務者の所得制限が存在します。 受給者本人が自分の両親(祖父母)や兄弟姉妹、成人した子どもなどと同居している場合、世帯分離をして住民票を分けていても、同じ屋根の下に住んでいる限り「生計を同じくする扶養義務者」とみなされます。
同居家族のうち最も所得が高い1人の所得が制限額を超えている場合、本人の所得がゼロであっても児童扶養手当は1円も支給されません。家賃を抑えるために実家に戻った結果、月4〜5万円の手当が消滅し、家計のトータル支出が変わらないという事態も生じています。