SNSや大手Q&Aサイト、冠婚葬祭の相談掲示板では、80代の親族衣装をめぐるリアルな体験談や後悔の声が数多く投稿されています。
ネット上のコミュニティに寄せられた実話には、次のような切実な告白が見られます。
「母(84歳)が『孫のために最後だから』と無理をして黒留袖を着たものの、帯が胃を圧迫して披露宴のごちそうに一口も手を付けられず、途中で貧血を起こして退室してしまった。孫も責任を感じてしまい、もっと洋装を強く勧めるべきだったと深く反省した」(50代・母親の手記より)
一方で、事前の話し合いによって柔軟に洋装を選択した家庭からは、安堵と喜びの声が目立ちます。
「82歳の祖母には、落ち着いたシャンパンゴールドのフォーマルジャケットとロングスカートのアンサンブルを用意しました。着替えも自宅でスムーズにでき、会場でも『孫の花嫁姿がしっかり見られて本当に幸せ』と終始上機嫌でした。写真写りも明るく華やかで大正解でした」(20代・新婦の投稿より)
現場スタッフの観察でも、和装で疲労困憊してしまうシニアに比べ、軽やかな洋装を選んだ祖母のほうが、新郎新婦や親族との会話を心から楽しみ、最後まで笑顔を保てている傾向が明確に表れています。