長年ファンの間で議論の的となってきたのが、フリーザの父であるコルド大王とフリーザ第二形態の違いです。人造人間編の冒頭で地球に飛来したコルド大王のビジュアルがフリーザ第二形態と酷似していたことから、「コルド大王はまだ変身を残しているのではないか」「コルド大王は第二形態固定なのか」という疑問がネット上で数多く浮上しました。
両者の具体的な相違点を精査すると、明確なデザインの差異と設定の裏付けが存在します。
- 角の形状と向き:フリーザ第二形態の角は滑らかに上方へ湾曲しているのに対し、コルド大王の角は根元が太く、直線的かつ前方に張り出した雄々しい形状をしている。
- 皮膚と甲殻の配色:フリーザは肩や頭頂部が紫色であるのに対し、コルド大王は胴体や顔面のベースカラーが異なり、マントや装飾具を着用している。
- 体格と身長:コルド大王はフリーザ第二形態よりもさらに頭一つ分巨大であり、3メートルを超える巨漢として描写されている。
- 戦闘力と変身能力の有無:公式設定資料集『大全集』等によれば、コルド大王の実力は「フリーザよりやや劣る(あるいは同等クラス)」とされており、作中で変身を行う描写はありませんでした。鳥山明氏が生前のインタビューで語った「フリーザ一族は変異体として生まれつき異常な戦闘力を持っていた」という背景から、コルド大王のあの姿こそが成体の基本フォルムであり、フリーザがパワーを抑える過程で意図的に父の巨躯を模した形態を作り出したという見方が有力です。