Q1:なぜ東京では「てっさ」と呼ばずに関東と関西で呼び名が違うのですか?
A1:江戸時代、ふぐ食の禁令に対して厳しい取り締まりがあった江戸(武家社会)に対し、上方(大阪)では町人文化が栄え、隠語(鉄砲➔てっさ)を使って日常的に食べる文化が根付いたためです。関東では明治以降に公的に普及した際、直截的に「ふぐ刺し」と呼ぶスタイルが一般的になりました。
Q2:ふぐの毒(テトロドトキシン)は家庭で調理しても大丈夫ですか?
A2:絶対に家庭での素人調理は避けてください。ふぐ毒は一般的な加熱処理や塩もみなどでは一切無毒化されません。各都道府県が定める厳しい試験に合格した「ふぐ処理師(ふぐ包丁師)」の有資格者が適切に除毒処理を行ったものだけを口にする必要があります。
Q3:てっさに付いてくる細いネギは何ですか?どうやって食べるのが正解ですか?
A3:あれは「寸葱(すんねぎ)」と呼ばれる小ネギ(浅葱や安岡ネギなど)です。てっさの身でこのネギを数本巻き込み、もみじおろしを加えたポン酢に軽くつけて食べることで、ふぐの旨味とネギのシャキシャキとした食感、爽やかな酸味が完璧に調和します。