騒動の渦中、ネット掲示板やSNS上の世論はどのように推移したのでしょうか。現場の生の声とコミュニティの反応を追跡すると、一般的な芸能人の不祥事炎上とは明らかに異なる力学が働いていたことが分かります。
疑惑が報じられた直後、X上では「いなちゃんが裏でそんなことをしていたらショックすぎる」「信じたくない」といった悲鳴が上がりました。しかし、稲田本人が一切の言い訳を挟まず即座に不正アクセスを主張し、吉本興業が警察への相談に踏み切ったことで、ファンの空気感は一変しました。
「いなちゃんは劇場でもファンに対して誰より腰が低く、礼儀正しい」「普段の立ち振る舞いを見ていれば、こんな稚拙なDMを送る人間じゃないと分かる」といった現場目線の擁護ポストが相次ぎ、ハッシュタグを用いた応援の動きが自然発生したのです。
劇場関係者の証言によると、騒動直後のなんばグランド花月やルミネtheよしもとの出番において、稲田が登場した瞬間に客席から割れんばかりの拍手が送られたといいます。稲田自身も自虐混じりにトラブルをネタへと昇華させつつ、深々とお辞儀をして舞台に立ち続けました。逃げ隠れせず生の舞台で観客と対峙し続けた姿勢が、ファンの猜疑心を払拭する決定打となりました。