ポックルのオリジナル念能力「七色弓箭(レインボウ)」は、オーラで形成した弓から、7色の異なる属性や効果を持つ矢を放つ技です。遠距離戦闘を得意とするポックルらしい汎用性の高い能力でしたが、作中で披露されたのはわずか2色のみでした。
確認されている矢の特性は以下の通りです。
- 赤の弓(炎の矢):命中した対象を瞬時に発火・燃焼させる。キメラアントの下級兵を一撃で焼き尽くす威力を発揮した。
- 橙の弓(速さの矢):ポックルが放てる矢の中で最速のスピードを誇る。パイクに向けて放たれたが、硬い外殻に阻まれ致命傷を与えられなかった。
ネット上やファンの間では「ポックルはなぜ弱いのか」「能力の選択を誤ったのではないか」という議論が頻繁に交わされます。その根本原因は、念能力の習得バランスと「メモリの無駄遣い」にありました。
ポックル自身のオーラ系統は「放出系」とされていますが、弓矢という明確な形状を維持・具現化し、さらに7種類もの特殊効果(変化系・操作系など)を付与する設計は、天賦の才を持つ者でなければ容量オーバーに陥ります。ウイングがかつてカストロの敗因として語った「自己の適性から外れた複合能力の乱用」と全く同じ罠に、ポックルもまた嵌まっていたのです。
そもそもポックルのハンター試験合格理由を振り返ると、最終トーナメントにおいてキルアが「つまんねえ」「あいつと戦っても張り合いがない」と試合を放棄したことによる不戦勝でした。基礎的なサバイバル能力やアーチェリー技術は優秀だったものの、ゴンやキルアのような規格外の天才たちと比較すると、純粋な戦闘ポテンシャルには大きな開きが存在していたと言わざるを得ません。