エアコンの基本設計思想はメーカーごとに大きく異なります。上面のツメの解除方法やビスの本数など、各社固有の癖を把握しておくことが分解成功への最短ルートです。以下の比較表で各メーカーの特徴を網羅しました。
ダイキンエアコンカバーの外し方
ダイキンエアコンカバーの外し方における難所は、本体上面にある3箇所のロックツメです。すべてのビスを外した後、カバーの下部を手前に少し浮かせます。その状態で、エアコンの上面(壁際)にあるツメの突起部分を指先で下方向へグッと押し込みながら、カバー全体を手前斜め上へ引き上げます。ダイキン製品は気密性を高めるために噛み合わせが深く設計されているため、上面のツメが外れていない状態で手前に引くと、ツメが確実に折損します。
三菱霧ヶ峰カバー外し方
メンテナンス性の高さで評価される三菱霧ヶ峰カバー外し方は、まず「はずせるボディ」機構の解除から始まります。下部のフラップが大きく開くモデルでは、フラップを左右にスライドさせて取り外し、露出したビスを外します。上面のツメは比較的緩やかな引っ掛け式になっているため、下部を少し持ち上げて手前に引くだけで滑らかに外れる設計です。ただし、内部のホコリセンサー配線がカバー裏に固定されている型式があるため、勢いよく引き離さないよう注意してください。
パナソニックエアコンパネルの外し方
パナソニックエアコンパネルの外し方およびカバー分解では、電装ボックス周辺のクリアランスが極めてタイトです。エオリアの上位機種では、外装カバーを外す前に表示パネル(インジケーター)のコネクタを抜く必要があります。上面のツメは、本体上面の四角い窪みの中に配置されており、手のひらでカバーの上部を軽くポンと叩くか、指で押し下げてロックを解除しながら引き出す独特のストロークを要します。
日立白くまくん前面カバーの外し方
日立白くまくん前面カバーの外し方では、左右のサイドカバーと一体成型されたフロントケーシングの剛性に注意が必要です。ビスを外した後、下部を持ち上げようとしても左右のサイド部分が室内機の台座フレームを抱き込むようにロックされています。カバーの側面を軽く外側に押し広げながら、全体を斜め上前方へ持ち上げるようにスライドさせるとスムーズに脱落します。