エアコンカバーの外し方をプロが解説!ツメ破損を防ぐメーカー別分解術

エアコンカバーの外し方をプロが解説!ツメ破損を防ぐメーカー別分解術

話題沸騰中の エアコンカバーの外し方をプロが解説!ツメ破損を防ぐメーカー別分解術について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。

エアコンの基本設計思想はメーカーごとに大きく異なります。上面のツメの解除方法やビスの本数など、各社固有の癖を把握しておくことが分解成功への最短ルートです。以下の比較表で各メーカーの特徴を網羅しました。

メーカー・シリーズ固定ビスの隠し場所・本数ツメの解除ポイント分解難易度と現場の評価ダイキン
(うるさら・CX・Eシリーズ等)吹き出し口下部キャップ内(2本)+パネル内中央(1〜2本)上面に3箇所の大型フック。「押しながら持ち上げる」構造中級:樹脂の噛み合わせが強固。上部ツメの押し込みが不十分だと外れない三菱電機
(霧ヶ峰 MSZシリーズ等)吹き出し口下部左右(2本)、機種によりルーバー奥に隠しビス上部は比較的素直な引っ掛け構造。手前に引き下げるだけで外れやすい初級〜中級:メンテナンス性は優秀。フラップ機構(はずせるボディ)の分離が鍵パナソニック
(エオリア CSシリーズ等)パネル内下部(2〜3本)+吹き出し口周辺の目隠しカバー内上面のツメが深く噛み合っており、下部を手前に引いた後に上部を浮かす中級〜上級:ツメの弾性が硬め。お掃除ユニット配線が外装と近接し注意が必要日立
(白くまくん RASシリーズ等)下部化粧カバー内(2本)+中央パネル固定部(1本)上面のツメに加え、左右サイドパネルの噛み合わせがタイト上級:ステンレス・クリーン機構など内部構造が密。外装カバーの脱着時に引っかかりやすい

ダイキンエアコンカバーの外し方

ダイキンエアコンカバーの外し方における難所は、本体上面にある3箇所のロックツメです。すべてのビスを外した後、カバーの下部を手前に少し浮かせます。その状態で、エアコンの上面(壁際)にあるツメの突起部分を指先で下方向へグッと押し込みながら、カバー全体を手前斜め上へ引き上げます。ダイキン製品は気密性を高めるために噛み合わせが深く設計されているため、上面のツメが外れていない状態で手前に引くと、ツメが確実に折損します。

三菱霧ヶ峰カバー外し方

メンテナンス性の高さで評価される三菱霧ヶ峰カバー外し方は、まず「はずせるボディ」機構の解除から始まります。下部のフラップが大きく開くモデルでは、フラップを左右にスライドさせて取り外し、露出したビスを外します。上面のツメは比較的緩やかな引っ掛け式になっているため、下部を少し持ち上げて手前に引くだけで滑らかに外れる設計です。ただし、内部のホコリセンサー配線がカバー裏に固定されている型式があるため、勢いよく引き離さないよう注意してください。

パナソニックエアコンパネルの外し方

パナソニックエアコンパネルの外し方およびカバー分解では、電装ボックス周辺のクリアランスが極めてタイトです。エオリアの上位機種では、外装カバーを外す前に表示パネル(インジケーター)のコネクタを抜く必要があります。上面のツメは、本体上面の四角い窪みの中に配置されており、手のひらでカバーの上部を軽くポンと叩くか、指で押し下げてロックを解除しながら引き出す独特のストロークを要します。

日立白くまくん前面カバーの外し方

日立白くまくん前面カバーの外し方では、左右のサイドカバーと一体成型されたフロントケーシングの剛性に注意が必要です。ビスを外した後、下部を持ち上げようとしても左右のサイド部分が室内機の台座フレームを抱き込むようにロックされています。カバーの側面を軽く外側に押し広げながら、全体を斜め上前方へ持ち上げるようにスライドさせるとスムーズに脱落します。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。