調理家電としての利便性が高いノンフライヤーですが、万能の調理器具ではありません。日々の食生活や嗜好に応じて、明確に向き不向きが存在します。
ノンフライヤー調理で大きな満足感を得られる人
- 日常的に体型管理や脂質制限を行っている層:ファストフードのフライドポテトを諦めていた人でも、罪悪感なく週に何度も香ばしいポテトを楽しめます。
- 共働きや育児でタイパを重視する家庭:油の飛び散りによるキッチンのベタつきや、使用済み油の凝固剤処理といった家事ストレスから完全に解放されます。
- 冷凍フライドポテトを常備しているおやつ・夜食派:予熱を含めても15分程度で、火を使わずに放置調理ができる安全性とスピード感は代えがたい利点です。
導入に慎重になるべき人
- 油で揚げた重厚なギトギト感こそが至高と感じる人:どんなにオイルミストを工夫しても、油槽にどっぷり浸かったポテト特有のヘビーな油の染み込み感は再現できません。淡泊に感じてしまうリスクがあります。
- 一度に4〜5人前以上の大量調理を求める家庭:一般的な3〜5Lサイズのバスケットでは、ポテトを重ねずに美味しく焼ける限界量は1回あたり300〜400g程度です。大量に詰め込むと蒸し焼きになり、カリカリには仕上がりません。複数回に分けて調理する運用が許容できるかが焦点となります。