Q1:フェンダーライナー(インナーフェンダー)が割れたり外れたりしたまま走ると危険ですか?
A1:極めて危険です。保護カバーを失ったタイヤハウス内では、跳ね上げられた小石や泥が車体金属部、電装ハーネス、フォグランプの配線を直撃し、断線や深刻なサビを引き起こします。さらに走行風でライナーがめくれ上がり、回転するタイヤに巻き込まれるとブレーキ配管の破損やタイヤのバーストを誘発する恐れがあります。脱落や割れを発見した際は、タイラップ等での応急処置に頼らず、速やかに新品ライナーと固定クリップを交換してください。
Q2:タイヤハウスのサビを自分でDIY修理することは可能ですか?
A2:表面にうっすら浮いた初期の点サビ程度であれば、ワイヤーブラシで削り落とし、市販のサビ転換剤を塗布した上でチッピングスプレーを厚塗りすることで進行を食い止めることが可能です。ただし、塗装の下で鉄板が浮き上がっている状態や、ドライバーで突くと穴が開きそうな重度の腐食はDIYでは修復不可能です。車体の構造強度に関わるため、速やかに鈑金塗装の専門工場へ依頼し、腐食部の切除と鋼板溶接による本格修理を受けてください。
Q3:タイヤハウス静音化(デッドニング)を施工すると車検に通らなくなりますか?
A3:適切な施工が行われていれば車検には何の問題もなく適合します。道路運送車両の保安基準において、タイヤハウス内部の防音施工自体を禁止する規定はありません。ただし、施工によってフェンダーライナーが膨らみ、直進時やハンドル旋回時にタイヤと接触(干渉)している状態は保安基準不適合(車検落ち)となります。また、車体全幅を広げるような爪出し加工や車体外側への突出がない限り、車検上の問題は発生しません。