オフ会や配信の対決企画で最も頻繁にトラブルへと発展するのが、「名字始まりを認めるか、名前始まりのみとするか」という判定ラインの不一致です。この境界線を曖昧にしたままゲームを進行させると、後味の悪い判定論争を招くことになります。
典型的な例が『涼宮ハルヒの憂鬱』の涼宮ハルヒです。日常会話では「ハルヒ」と呼ばれることが多いため、ある参加者は「は」の場面で「ハルヒ!」と叫び、別の参加者は「す」の場面で「涼宮ハルヒ!」と返答する事態が多発します。同様に、『ハイキュー!!』の菅原孝支も「スガさん」という愛称が強烈に定着しているため、「す」の場面で咄嗟に「スガワラコウシ」と出せるか、「スガさん(末尾が「ん」で即座に敗北判定)」と口走ってしまうかで明暗が分かれます。
また、ネット上で散見される誤解として「スモーカー大佐」や「スネ夫くん」といった肩書・敬称込みのカウントがあります。原則として公式設定の名前のみを有効とするのが標準規約であり、称号(大佐、中将、部長など)を語尾に接続して文字数を操作する行為は反則負けとみなされるケースが大半です。ゲーム開始前に「原則はフルネーム、または作中で単体呼称されるファーストネーム」という合意形成を取っておくことが不可欠といえます。