骨や軟骨の歪みを根本から整える外科手術は、具体的にどのように行われ、患者の肉体にどれほどの負荷をかけるのか。近年の斜鼻修正における標準的な術式は、骨部と軟骨部の両方にアプローチする複合手術が主流となっている。
上部の骨が曲がっている骨性斜鼻の場合、「鼻骨骨切り術(osteotomy)」が選択される。鼻骨の根元にノミや超音波骨メス(ピエゾサージェリー)を入れ、骨を基部から切り離して中央の正しい位置へと移動させる。一方、下部の軟骨性斜鼻に対しては、曲がった軟骨を剥離・矯正したうえで、再度の湾曲を防ぐために「スプレッダーグラフト(spreader graft)」と呼ばれる軟骨片を左右の間に移植し、強固な支柱を形成する補強技術が広く採用されている。
患者が最も直面するハードルが斜鼻 整形 ダウンタイムの長さと身体的負担だ。手術後は骨と軟骨を固定するため、約1週間から10日間のギプス固定が必須となる。鼻腔内には止血用の特殊スポンジガーゼが数日間挿入されるため、その間は完全な口呼吸を強いられ、激しい口渇や頭重感を伴う。目の周りには青紫色の強い皮下出血(内出血)や腫れが生じ、これが引くまでには約2週間を要する。大まかな腫れが引いて社会復帰できるまで2〜4週間、骨が完全に癒合し組織が馴染んで最終的な完成形に達するまでには約6ヶ月から1年の期間を見込む必要がある。