鎮痛薬を選ぶ際、効果の強さと同じくらい重視されるのが「日中のパフォーマンスを落とさないこと」と「胃腸トラブルを避けること」です。これらは成分の配合パターンを確認することで簡単に見分けられます。
会議中や車の運転を控えているなど、市販の痛み止めで眠くならない製品を求める場合は、「鎮静成分の有無」をチェックしてください。イブA錠などに含まれるアリルイソプロピルアセチル尿素やブロモバレリル尿素は、痛みの緊張を和らげる効果がある反面、強い眠気や集中力低下を招く性質があります。日中の活動を妨げたくない時は、タイレノールAやロキソニンS、あるいは「眠くなる成分無配合」と明記された単一成分製剤を選ぶのが鉄則です。
一方、市販の痛み止めで胃に優しい製品を探しているなら、アセトアミノフェン製剤を選ぶか、制酸剤・胃粘膜保護成分(酸化マグネシウムやメタケイ酸アルミン酸マグネシウム)が一緒に配合された複合タイプのNSAIDsを選ぶと、胃痛や胸焼けのリスクを大幅に減らせます。