2026年2月以前に発給された10年用パスポートを現在も有効に保持している場合、最終ページには旧来の所持人記入欄が存在します。この欄の取り扱いについても厳格なルールが存在します。
所持人記入欄の書き方における基本原則は以下の通りです。
- 筆記用具の選択:氏名や緊急連絡先は原則として油性ボールペンで記入します。水性インクは水濡れによる滲みで判読不能になるリスクがあるため避けてください。
- 住所欄の鉛筆書きについて:引越しなどによる住所変更が予想される場合、住所欄のみ「HBなどの濃い鉛筆」で薄く記載し、転居時に消しゴムで丁寧に書き直す手法も外務省から認められていました。ただし、擦れによる汚れや摩擦での消失に注意が必要です。
- 緊急連絡先の書き方:海外旅行中の万一に備え、親族や勤務先を記載します。国際電話に対応できるよう、日本の国番号「+81」を付加し、市外局番や携帯番号の先頭の「0」を除いた形式(例:+81-90-XXXX-XXXX)で記入するのが実用的です。
- 子供・未成年者の代筆:乳幼児や本人が署名できない子供の場合、保護者が代筆します。氏名の下などに「(父 代筆)」「(母 代筆)」と付記することで正式な記載として認められます。