血中の薬効成分が跳ね上がることで、最も警戒すべきなのが過度の血圧低下(重篤な低血圧)です。血管が急激に拡張し、全身へ血液を送り出す圧力が一気に下がることで、以下のような自覚症状が連鎖的に現れます。
・視界が回るような激しいめまい、立ちくらみ、ふらつき
・強い全身の倦怠感、脱力感、冷や汗
・頭痛、顔面の強い紅潮やほてり
・急な血圧低下を補おうとして心臓が過剰に拍動する「反射性頻脈(動悸)」
特に足腰の筋力が低下している高齢者の場合、立ち上がった瞬間のふらつきによる転倒・骨折リスクが跳ね上がります。さらに、急激な血流低下は心臓や脳への血流不全を誘発し、狭心症の悪化や脳梗塞の引き金になりかねません。
また、生の果肉を食べる場合以上に、果汁を濃縮還元した「グレープフルーツジュース」はフラノクマリン類の含有濃度が極めて高いため、コップ1杯程度でも致命的な相互作用を引き起こす引き金になります。