Q1:非常口座席は誰でも予約できますか?
A1:誰でも予約できるわけではありません。航空法規により、緊急時に客室乗務員と円滑に意思疎通ができ、脱出の援助活動(ドアの開放や他の乗客の誘導補助)を行える健康状態であること、満15歳以上であること、小さな子どもを同伴していないことなど、一定の条件を満たす乗客のみが指定可能です。
Q2:墜落事故が起きたら、座席位置に関わらず生存は不可能ではないですか?
A2:高高度からの急降下墜落では全損事故となるケースもありますが、航空機事故の約8割は離陸時と着陸進入時のいわゆる「魔の11分間」に集中しています。滑走路からの逸脱や不時着など、機体が原型をとどめる事故においては座席位置や脱出ルートの選択が生死を明確に分けるため、座席選びには十分な意味があります。
Q3:搭乗時に自分でできる最も重要な安全対策は何ですか?
A3:着席後すぐに「最寄りの非常口までの座席列数を数えておくこと」です。煙で前が見えなくなった場合でも、座席の背もたれを手で数えながら非常口へ到達できます。また、離着陸時には靴を履いたままにしておくことや、安全のしおりに必ず目を通すことも基本でありながら極めて有効な対策です。