妊娠8週は周囲への妊娠報告前であるケースも多く、「職場でつらい顔を見せられない」「迷惑をかけたくない」と無理をして出勤し続ける妊婦さんが後を絶ちません。しかし、母体と胎児の健康を守ることが何よりも最優先です。
つわりで業務に支障が出ている場合、産婦人科医に「母性健康管理指導事項連絡カード(母健連絡カード)」や診断書を書いてもらうことができます。母健連絡カードは男女雇用機会均等法に基づき、事業主に時差通勤、休憩時間の延長、休業などの措置を義務付ける法的な効力を持つ公的書類です。
医師に「吐き気が強くて仕事にならない」「通勤電車に乗れない」と具体的に相談すれば、症状に応じた休職や時短勤務の指示を記載してもらえます。会社への報告は気が引けるかもしれませんが、診断書やカードを添えて上司や人事へ相談し、有給休暇や傷病手当金の活用も視野に入れて休みを確保しましょう。