Q1:愛犬がパテラと診断されたら、散歩は完全に中止すべきですか?
A1:急性期で強い痛みが出ている場合を除き、完全な散歩中止は推奨されません。適度な運動を止めてしまうと膝関節を支える大腿部の筋肉が急速に衰え、かえって脱臼が悪化します。平坦な道を歩幅に合わせてゆっくり直進する散歩を継続し、急な坂道や階段、ダッシュを避けるコントロールを行ってください。
Q2:パテラの手術を受けるベストなタイミング(年齢)はいつですか?
A2:骨格の成長が完了する生後8ヶ月〜1歳以降で、関節軟骨の摩耗や骨の弯曲が定着していない若齢期が最も理想的とされています。若いうちに整復することで術後の骨癒合も早く、将来的な変形性関節症の発症リスクを最小限に抑えることができます。
Q3:片足だけパテラの手術をした場合、もう片方の足も後から悪化しますか?
A3:先天性の素因がある場合、約70〜80%の確率で両足に脱臼素因を抱えています。片足をかばって歩くことで健全だった側の足に過度な荷重がかかり、もう一方の足のグレードが進行するケースは珍しくありません。両足のバランスを常に専門医にモニタリングしてもらう必要があります。