「洗濯物をたたむ作業を一瞬で終わらせたい」という需要に応え、世界中で数千万回再生を記録しているのが、いわゆる「5秒Tシャツたたみ(3点つまみ法)」です。アパレル店員のバックヤードや商品陳列の現場でも活用されるこの技術は、物理的な布の折り目構造を巧みに利用しています。
一見すると手品のように見えますが、構造を理解すれば誰でも数回の練習でマスター可能です。具体的な手順は以下の通りです。
【5秒たたみの実践ステップ】
ステップ1:見えない直線をイメージする
Tシャツを表を上にして平らな場所に広げます。自分から見て「襟の左側(肩の中央)」から「裾」に向かって垂直に伸びる直線Aと、Tシャツの「身頃の中央」を水平に通る直線Bを頭の中で描きます。
ステップ2:2つのポイントをつまむ
左手で直線AとBが交わる「身頃の中央(ポイント1)」をつまみ、右手で直線Aの起点である「肩(ポイント2)」をつまみます。
ステップ3:右手を裾へ交差させる
肩をつまんだ右手を、身頃をつまんでいる左手の上を越えるようにして、そのまま直線Aの終点である「裾(ポイント3)」まで持っていき、肩の布地と一緒に裾をつまみます。
ステップ4:持ち上げて広げる
両手で布地をつまんだままTシャツを宙に持ち上げ、軽く腕を交差から元の位置へ戻すようにスッと引っ張ります。すると、袖が自然に内側へ折り込まれます。
ステップ5:反対側の袖を折り込む
そのまま机やベッドの上に置き、残った反対側の袖を下に巻き込むようにTシャツを前へパタンと倒せば、一瞬で綺麗な四角形に仕上がります。
この技の利点は、布地を何度も折り返す摩擦が発生しないため、Tシャツのたたみ方として簡単かつシワにならない点にあります。最初は15秒ほどかかりますが、身体が動線を覚えれば1枚あたり実測3〜5秒で完結します。