「みちづれを選択したのに相手が倒れなかった」というケースにおいて、多くのプレイヤーが仕様の解釈を誤っています。みちづれの判定はポケモンの技仕様の中でも極めて厳密に設計されており、以下の5つのシチュエーションでは効果が一切発動しません。
- 直接攻撃・間接攻撃以外のダメージでひんしになった場合:
すなあらし・ゆきなどの天候スリップダメージ、どく・やけど・のろい・やどりぎのタネの定数ダメージ、ゴツゴツメットや「さめはだ」「てつのトゲ」の接触反動、ステロ等の設置技ダメージで倒れた場合、みちづれ状態であっても相手をひんしにすることはできません。 - 相手が攻撃技以外の行動を選択した場合:
相手が「りゅうのまい」「めいそう」などの積み技、「ステルスロック」「でんじは」などの変化技、あるいはポケモンの交代を選択したターンにこちらが攻撃を受けずに生き残った場合、みちづれ状態は自分の次の行動開始時に解除されます。 - 技の優先度関係で相手に先手を取られた場合:
みちづれ優先度は「±0」です。相手が「しんそく」「かげうち」「アクアジェット」などの先制攻撃技(優先度+1以上)を使用してきた場合、こちらのみちづれが発動する前に倒されてしまうため不発に終わります。 - 「みちづれ状態」になる前に行動不能となった場合:
相手の「ねこだまし」等によるひるみ、または麻痺や睡眠による行動不能判定を引いた場合、技そのものが出ていないためみちづれ状態は付与されません。 - 連続攻撃技の途中でひんしになった場合の特殊挙動:
「スケイルショット」や「タネマシンガン」などの連続攻撃でタスキを貫通されて倒された場合、技の発動前(1発目〜途中の被弾)で倒れるとみちづれ状態が成立していないため相手を倒せません。
これらの盲点を突かれ、「あと一歩で勝てた試合を落とした」という報告は後を絶ちません。技の成否は純粋な火力ではなく、ダメージの発生源と行動順の正確な把握にかかっています。