国際大会の模様を伝えるテレビ朝日や、詳細な解説とマルチアングルで生中継を行うJ SPORTSの映像を見る際、どこに注目すべきか。
スロー映像でまずチェックしたいのは、踏み切り直前の左足エッジの深さだ。氷を削る大きな音が立たず、滑らかに弧を描いて離氷している選手は、力みがなくスピードを回転力に変換できている証拠だ。次に、空中に舞い上がった瞬間の「軸の細さ」。腕を胸元に素早く引き寄せ、体幹が垂直に保たれているかどうかが成功への決定打となる。
実況アナウンサーが叫ぶ「技術点」のカウンターが伸びる瞬間、その跳躍がいかに洗練されたメカニズムに基づいているか。画面越しでも伝わるその一瞬の静寂と爆発力こそが、フィギュアスケート観戦の醍醐味である。 (出典: 4 回転 サルコウ(Yahoo!ニュース))