カレーの玉ねぎは切り方で味が激変!くし形と薄切りの黄金比を徹底解剖

カレーの玉ねぎは切り方で味が激変!くし形と薄切りの黄金比を徹底解剖

カレーの玉ねぎは切り方で味が激変!くし形と薄切りの黄金比を徹底解剖の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。

銀座や神保町に店舗を構えるカレー専門店や老舗洋食店の厨房を取材して見えてきたのは、ひとつの鍋に対して「切り方を1種類に限定しない」という徹底した合理性です。老舗シェフの自著録でも語られている通り、プロの現場では「ルーの味わいを作る玉ねぎ」と「具材として食べる玉ねぎ」の役割を明確に切り分けています。

市販ルーを使って専門店の奥深さを再現したい場合、編集部が現場検証を通じて導き出した「カレー 玉ねぎ 黄金比」は【7:3】です。

たとえば4人分(カレールー半箱分)で玉ねぎを2個(計約400g)使用する場合、そのうちの約7割(約280g=約1.5個分)は「繊維を断つ薄切り、またはみじん切り」にして完全に炒め、ベースのルーへ溶かし込みます。残りの3割(約120g=約0.5個分)は「繊維に沿った太めのくし形切り」にして肉と一緒に軽く香ばしく炒め、煮込みの後半、完成の約15分前に投入する二段仕込みを採用します。

SNSや料理掲示板でも「レシピ通りに玉ねぎを全部くし形にしていた時はルーが水っぽくなっていたが、半分を薄切りで炒めて溶かしたら喫茶店の濃厚な仕込みカレーの味になった」「具がない寂しさを感じない絶妙なバランス」といった感動の声が数多く寄せられています。この二段仕込みこそ、市販ルーの持つ塩味やスパイス感を包み込み、重層的な旨味を生み出す最短ルートとなります。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。