大学の除籍とは?退学との違いや履歴書の書き方・復籍の手続きを徹底解説

大学の除籍とは?退学との違いや履歴書の書き方・復籍の手続きを徹底解説

大学の除籍とは?退学との違いや履歴書の書き方・復籍の手続きを徹底解説に関する基本知識を徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。

就職活動や転職市場において、除籍の事実をどう開示すべきかは非常にデリケートな問題です。「除籍」と書くべきか、「中途退学」と書いてよいのか、多くの求職者が頭を抱えます。

実務上の慣例として、履歴書の学歴欄には「〇〇大学〇〇学部〇〇学科 中途退学」と記載するのが一般的であり、許容されるケースがほとんどです。「除籍」と「中途退学」は大学内部の身分処理としては区別されますが、社会的な経歴区分としてはどちらも「大学を卒業せずに途中で離籍した事実」を指すためです。

ただし、面接や採用手続きで「退学証明書」の提出を求められた場合、大学が発行するのは「除籍証明書」になります。人事担当者から「これは除籍ですか?」と確認された際に嘘をつくと、経歴詐称(学歴詐称)のリスクを招く恐れがあります。

履歴書および面接対応の実務ルールは以下の通りです。

  • 履歴書の表記:「中途退学」と記載し、行を分けて「(家庭の経済的理由により中途退学)」「(進路志望変更のため中途退学)」など、納得感のある客観的理由を一言添える。
  • 未納による除籍の場合:理由を尋ねられた際は「経済的な事情により学費の継続納付が困難となり、除籍となりました」と誠実に説明し、現在は就労意欲と自立した生活基盤があることをアピールする。
  • 事実の隠蔽は厳禁:大学に在籍していた期間そのものを隠して「空白期間(ブランク)」にすると、面接官に別の疑念(引きこもりや就業不能状態など)を抱かせる原因になります。

近年の採用市場では、20代〜30代のポテンシャル採用を中心に「なぜ退学・除籍になったのか」「そこから何を学び、どう行動を起こしてきたか」というリカバリーの姿勢を重視する企業が増加しています。過度に卑屈になる必要はありません。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。