テレビ朝日を退社後、瞬く間に参画を決めたのがインターネットテレビ局「ABEMA」のニュース番組『AbemaPrime』だった。従来の地上波では扱いきれなかったタブーや、若年層がリアルに直面する社会課題。そこへ果敢に飛び込む姿は、関係者を驚かせた。
地上波の洗練された文脈を守りつつも、ネット空間ならではの自由闊達な対話を取り持つ。時に激しい論争が巻き起こるスタジオで、彼女は多様な価値観をフラットに整理する要の役割を果たした。メディアの境目を軽やかに飛び越える柔らかな強靭さが、ここで証明されたのだ。