バイキングと並ぶ金壺食堂のもう一つの金字塔が、看板メニューの「台湾ちまき(粽)」です。バイキングには含まれず単品(1個あたり約300円前後)での注文となりますが、店内で朝食を食べた客のほぼ全員が、持ち帰り用として複数個を買い求めていきます。
竹の皮を解くと、湯気とともに立ち上る八角の上品な香り。飴色に輝くもち米の中には、大粒の栗、ホクホクとした落花生(ピーナッツ)、じっくり煮含められた大豆ミート、旨味の詰まった干し椎茸が隙間なく詰め込まれています。具材の一つひとつに丁寧な下味が施されており、噛み締めるほどに異なる食感と旨味が重なり合う構造は、まさに職人技の結晶です。
このちまきは店頭でのテイクアウトだけでなく、地方発送(全国クール便発送)にも対応しています。ただし、すべて店主による手包みで作られているため一日の製造数には限界があり、観光ハイシーズンや年末年始、旧正月前後には地方発送の予約が数週間待ちになることも珍しくありません。店頭購入を狙う場合も、午前10時を過ぎると当日の持ち帰り分が完売してしまうケースが多発しているため、以下の手順でのアプローチを強く推奨します。
- 店頭購入の場合:朝食利用と同時にその場で購入するか、前日までに電話で受け取り時間を伝えて取り置きを依頼する。
- 地方発送を依頼する場合:店頭の伝票に記入するか、営業日の午後(仕込みが落ち着く11:30〜13:00頃)に直接電話をかけ、希望個数と送付先を伝えて予約状況を確認する。
- 保存と再加熱のコツ:持ち帰ったちまきは冷凍保存が可能。電子レンジで簡易温めも可能ですが、蒸し器で15〜20分ほどじっくり蒸し直すと、竹の皮の香りと米のもっちり感が完璧に蘇ります。