都内某所の病院防犯カメラに映し出されていたのは、普段のマウンドで見せる力強い姿とはかけ離れた哀れな泥酔者の暴走だった。手首の痛みを訴えて病院を訪れたはずの男が、受付での押し問答の末、制止に入った警備員に手を上げ、施設のドアを破壊する。酒に呑まれた末の愚行は、瞬く間に防犯カメラの映像データとともに捜査機関の手に渡った。
横浜DeNAベイスターズで守護神や先発として実績を積み上げたエースが、なぜそこまで自暴自棄になっていたのか。当時の目撃証言や関係者のコメントを辿ると、試合後の酒量があまりにも異常だったことが判明する。ストレス発散の手段として酒に頼り切っていた私生活が、最悪の形で露呈した瞬間だった。