一般的な手順として、フロントシートを最前部にスライドさせて背もたれを後ろに倒し、リアシートと接続させるロングモードが基本となる。しかし、これだけでは背もたれと座面の間に約5〜8センチの段差が残り、そのまま横になると腰へ大きな負担がかかってしまう。
ここで重宝するのが、ヘッドレストを逆向きに取り付け直す手法や、リアシートの足元スペースに荷物を詰めて傾斜の起点自体を下げる隠れた裏ワザだ。具体的には、フロントシートの背もたれを倒す前に後席の座面ダイブダウン機構を活用し、空間の「下地」を整える手順を踏む。このひと手間で隙間が大幅に埋まり、フラット感の精度が一段と高まる。