サバイバルモードのプレイヤーを最も悩ませるのが、作業コスト欄に表示される「コストが高すぎます(英語表記:Too Expensive!)」という警告です。この状態になると、たとえ手持ちに100レベル以上の経験値があっても金床での作業を完了できません。
この仕様が発生する根本的な原因は、マインクラフト内部で設定されている「必要経験値40レベル以上で作業不能」というサバイバル制限ルールにあります。そして、このコストを引き上げる元凶が「累積作業ペナルティ(Prior Work Penalty)」です。
金床でアイテムに手を加える(修理・合成・名付けを行う)たびに、そのアイテムには不可視の作業履歴が記録されます。ペナルティは作業回数に応じて指数関数的(1回目:+1、2回目:+3、3回目:+7、4回目:+15、5回目:+31、6回目:+63...)に跳ね上がるため、直列に本を1冊ずつ足していくと、あっという間に40レベルの壁に激突します。
この罠を完璧に回避するプロのテクニックが「二分木合成法(トーナメント方式)」です。たとえば、防具に4冊のエンチャント本を付与したい場合、以下のように合成を進めます。
【トーナメント合成の手順】
・本A + 本B =「合成本AB」(作業履歴1回)
・本C + 本D =「合成本CD」(作業履歴1回)
・合成本AB + 合成本CD =「合成本ABCD」(作業履歴2回)
・防具本体 + 合成本ABCD =「完成装備」(防具側の作業履歴は最小限)
このようにピラミッド型に本同士をあらかじめ合成してから装備と合体させることで、アイテム側の累積作業回数を最小限に抑え、どんなに多くのエンチャントを積んでも20〜30レベル台のコストで安全に完成させることが可能になります。また、左スロットと右スロットのアイテムを入れ替えるだけで要求レベルが激減するケースも多いため、決定ボタンを押す前に必ず配置を逆に試す習慣をつけましょう。