攅竹周辺を指で探ると、筋状あるいは粒状の「ゴリゴリ」とした感触に触れることがあります。この現象に不安を覚える方もいますが、攅竹を押すと痛いゴリゴリの正体は、疲労物質と老廃物が滞留して癒着を起こした筋肉のしこり(筋硬結・トリガーポイント)です。
目の中でピント調節を担う「毛様体筋(もうようたいきん)」が過労状態に陥ると、神経の連携によって眉まわりや額の筋肉にも反射的な緊張が波及します。これがまさに眼精疲労でツボに激痛が走るメカニズムです。
「目がかすむだけでなく、目の奥がズキズキと重い」と感じる場合、攅竹はまさに目の奥が痛いときに効くツボの最前線として機能します。攅竹と目の奥は三叉神経の同じ枝毛でつながっているため、ツボを適切に刺激してコリを解きほぐすことで、奥底にこもった不快な圧迫感を逃すルートが開かれます。