ここまでの情報を整理すると、ダイソー蛍光灯の本質は「価格と品質の極端なトレードオフ」にある。決して「安いのに高性能」ではない。安いからこそ、性能は最低限に絞られている。
では、どんな人がダイソー蛍光灯を選ぶべきなのか。判断基準を明確に示す。
◎ ダイソー蛍光灯が向いている人
・蛍光灯が切れて困っているが、取り急ぎ今晩の明かりを確保したい人
・築年数の古い賃貸で、退去まで持てばいいという割り切った用途
・物置・納戸・洗面所・玄関など、使用頻度が低い場所の交換用
・防災用品として、カセットコンロや電池と一緒に備蓄しておきたい人
△ ダイソー蛍光灯を避けるべき人
・リビングや寝室のメイン照明として、長時間の使用を前提とする人
・目の疲れを気にする在宅勤務者や、子どもの学習環境として使う人
・インバーター式やLED専用の照明器具に取り付けようと考えている人
・「安物買いの銭失い」をしたくない、最初から長く使えるものを求める人
特に演色性(色の見え方の自然さ)に関しては、ダイソー蛍光灯は平均演色評価数(Ra)が80前後と推測され、国産大手品のRa85~90を下回る。料理や読書、メイクなど色味の正確さが求められる場面では、目が疲れやすくなる可能性がある。