『仮面ライダードライブ』(テレビ朝日系・東映)において、竹内涼真が演じたのは主人公の泊進ノ介(とまり・しんのすけ)です。警視庁特状課(特殊状況下事件捜査課)に所属する巡査であり、シリーズ史上初となる「警察官ライダー」かつ「バイクに乗らず車を運転するライダー」という画期的な設定が大きな話題を呼びました。
泊進ノ介は、過去の事件で同僚を重傷を負わせてしまったトラウマから当初は無気力な勤務態度を見せていましたが、事件現場でネクタイを締め直すと脳のギアがトップに入る「熱血漢の刑事」という多面的なキャラクターでした。この複雑な内面と爽やかなヒーロー像を、当時新進気鋭だった竹内涼真が見事に体現しました。
作品を象徴するスーパーカー「トライドロン」(ホンダ・NSXをベースに改造された劇中車)を駆り、クリス・ペプラー氏が声を担当した意思を持つ変身ベルト「ドライブドライバー(通称・ベルトさん)」と軽妙な掛け合いを繰り広げながら進化していくバディ構造は、特撮ファンのみならず幅広い世代の視聴者を惹きつけました。テレビシリーズ全48話に加え、『仮面ライダードライブ 映画』シリーズ(『サプライズ・フューチャー』等)でも圧倒的な存在感を放ちました。