単なるアフタ性口内炎であることが明確な場合、少しでも苦痛を減らし舌の裏の口内炎を早く治す方法を実践することが最優先です。物理的保護、薬物療法、栄養療法の3方向からアプローチします。
1. 摩擦を物理的に遮断するパッチ・軟膏の活用
舌の裏は唾液の分泌量が非常に多く、通常の軟膏を塗ってもすぐに流れてしまう難所です。そのため、舌の裏の口内炎に使う薬でおすすめなのは、高い密着力を持つステロイド配合の貼付薬(パッチタイプ)や、水分に触れるとゲル化して密着する軟膏(トリアムシノロンアセトニド配合製剤など)です。就寝前や食後、しっかりとティッシュで患部の水分を軽く拭き取ってから塗布または貼付すると、歯との摩擦を防ぎ、会話時の激痛を劇的に緩和できます。
2. ビタミンB群(チョコラBB等)による粘膜再生の促進
粘膜の代謝回転を促すため、舌の裏の口内炎にチョコラBBなどのビタミンB2・B6主体のビタミン剤を内服することは医学的にも推奨されます。ビタミンB2は粘膜の保護や細胞再生を助け、ビタミンB6は免疫機能を支えます。食事からの摂取が困難な激痛時は、高濃度の医薬品サプリメントを活用するのが合理的です。
3. 口腔内の徹底的な殺菌・保湿
口内炎の痛みを増幅させるのは、常在菌による二次感染です。ポビドンヨードやアズレンスルホン酸ナトリウム配合のうがい薬で1日数回うがいを行い、口内環境を清潔に保ちましょう。アルコール刺激の強いマウスウォッシュは潰瘍面に激痛を与えるため、低刺激タイプを選ぶのが鉄則です。