エクセルのカレンダー作成に関して、ネット上で広く紹介されている情報の中には実務上の落とし穴が潜んでいます。特に注意すべき2大誤解を是正します。
誤解1:「曜日の表示は文字列を手入力してオートフィルすれば十分」という思い込み
曜日をセルに直接「月」「火」と文字列で書き込むと、年や月を変えた際に日付と曜日が完全に食い違う致命的なミスが起きます。曜日は必ず日付シリアル値(数値)を参照し、表示形式またはTEXT関数で出力させるのが鉄則です。
誤解2:「月末の判定は単純に前日+1で問題ない」という罠
A30セル(28日)の次に単純な「=A30+1」を記述すると、平年の2月では3月1日、3月2日と翌月の日付がそのまま表示されてしまいます。前述したようにMONTH関数で月の一致を確認するか、SEQUENCE関数とEOMONTH関数を連動させて日数を動的に取得するロジックが不可欠です。