【2026最新】抗てんかん薬一覧比較!新規薬の特徴・副作用と運転基準の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。
現在日本の医療現場で頻用されている主要な抗てんかん薬について、作用機序、適応となる発作型、特徴的な副作用、そして2026年改定を反映した最新の薬価傾向を一覧表にまとめました。
一般名(代表的な商品名)分類・主な作用機序適応発作型と主な特徴2026年薬価傾向・編集部評価レベチラセタム
(イーケプラ)新規(第2世代)
シナプス小胞タンパクSV2A結合部分発作・全般発作(併用)
速効性があり相互作用が極めて少ない。易怒性・焦燥感に注意。後発品(GE)が広く普及し中価格帯。使いやすさとエビデンスで第一選択の筆頭。ラモトリギン
(ラミクタール)新規(第2世代)
電位依存性Na⁺チャネル阻害部分発作・全般発作
気分安定作用・催奇形性の低さが強み。重篤な皮疹(SJS)防止のため厳格な漸増が必要。GE普及により経済的負担が軽減。女性患者や気分変動を伴う症例に高評価。バルプロ酸ナトリウム
(デパケン/セレニカ)従来薬(第1世代)
GABA増強・T型Ca²⁺阻害など広範全般発作(第一選択)・部分発作
全般てんかんに極めて高い切れ味。催奇形性・体重増加・高アンモニア血症に留意。極めて安価(1錠数十円レベル)。妊娠可能年齢の女性を除き、依然として全般発作のゴールドスタンダード。カルバマゼピン
(テグレトール)従来薬(第1世代)
電位依存性Na⁺チャネル阻害部分発作(第一選択)
部分発作への高い奏効率。全般発作(特に欠神・ミオクロニー)を悪化させる点とCYP誘導に注意。極めて安価。血中濃度モニタリングが必須だが、焦点性発作への信頼性は根強い。ラコサミド
(ビムパット)新規(第3世代)
Na⁺チャネル緩徐不活性化促進部分発作(単剤・併用)
独特の作用機序で難治例にも有効。PR間隔延長(心電図異常)やめまいに配慮。GE収載が進みつつあるが新薬寄りの薬価帯。他剤無効の部分発作で切り札的存在。ペランパネル
(フィコンパ)新規(第3世代)
選択的非競合AMPA受容体拮抗部分発作・強直間代発作
1日1回就寝前投与で服薬負担が少ない。攻撃性・易怒性など精神行動変化の観察が不可欠。高薬価帯。就寝前1回服用の利便性が高く、アドヒアランス維持に有利。