心理学および行動デザインの観点から見ると、道具を長持ちさせる人と頻繁に壊す人の差は、「無意識のルーティン」が確立されているかどうかに集約される。日々の生活で以下の基準を意識できているかが分岐点となる。
【メガネを5年以上美しく保てる人の習慣】
・メガネの着脱は必ず「両手」で行い、フレームに均等な力をかける。
・たたむ時は「左テンプルから」を指先の感覚でルーティン化している。
・机に置くときは1秒立ち止まり、レンズを上に向けるかケースにしまう。
・汚れは決して乾拭きせず、まず水で流す習慣がついている。
【1〜2年でフレームをダメにしてしまう人の行動】
・片手でテンプルをつかみ、斜め前方へ引っ張るように外す。
・どちらの手近なテンプルからでも適当に押し込んでたたむ。
・シャツの裾やティッシュペーパーでレンズを強く擦る。
・お風呂に持ち込んだり、夏の車内ダッシュボードに放置したりする。
メガネは顔の中心に位置し、クリアな視覚を担保する極めてデリケートな医療機器でもある。「左から折る」「水で洗う」「両手で外す」という3つの基本動作を指先に定着させることが、買い替えコストを抑え、快適な視界を生涯維持するための最大の防衛策となる。