淡路島といえば温暖な海岸線やリゾート施設が連想されがちですが、内陸の山間部には豊かな水資源と手つかずの自然が残されています。その象徴ともいえる存在が、洲本市鮎屋に位置する鮎屋の滝です。鮎屋川上流、鮎屋ダムの下流部に位置し、落差約14.5メートルという島内最大の規模を誇ります。
周囲を取り囲むのは、照葉樹を中心とした濃密な原生林と削り出された巨岩群です。かつて霊場として修験者が厳しい修行に励んだと伝えられるこの滝は、滝壺のすぐそばまで遊歩道が整備されており、間近で激しい水飛沫とマイナスイオンを体感できる貴重な環境が保たれています。2026年現在も、自然観察やヒーリングを目的とした観光客が関西圏内外から足を運んでいます。