ネット上の情報では「パエリアのサフランライスは普通の炊飯器レシピと同じ分量でよい」と語られがちですが、これは大きな誤解です。
本格的なパエリアは魚介や鶏肉から出る濃厚な出汁(スープ)を米に吸わせる料理であるため、コンソメや塩の量を炊飯器レシピの半分以下に減らす必要があります。出汁自体の塩分を計算に入れないと、仕上がりが塩辛くなってしまいます。
また、サフランライスの冷凍保存についても正しい知識が求められます。サフランの色素クロシンは光に弱く、長時間空気に触れると徐々に退色して香りが抜けてしまいます。
余ったサフランライスを保存する場合は、炊き立ての温かい状態で1食分ずつラップに平たく包み、粗熱を取ったあとにアルミホイルで遮光するかジッパー付き保存袋に入れて密閉冷凍してください。この方法を守れば、約3週間は炊き立てと変わらない鮮やかな発色と芳醇な風味をキープできます。解凍時は電子レンジでしっかりと再加熱することで、バターの風味が蘇ります。