産婦人科で算出される出産予定日とは、妊娠0週0日(最終月経初日)から数えて満40週0日目(合計280日目)にあたる日を指します。1か月を4週間(28日間)として計算するため、妊娠期間全体は「28日×10か月=280日」となります。
カレンダー上で出産予定日を素早く算出する古典的かつ代表的な計算式が、ドイツの産科医フランツ・ネーゲレが提唱した「ネーゲレ概算法」です。
ネーゲレ概算法の計算ルールは以下の通りです:
- 月:最終月経のあった「月」から3を引く(引けない場合は9を足す)
- 日:最終月経が始まった「日」に7を足す
例えば、最終月経の初日が「5月10日」だった場合、月は「5-3=2月」、日は「10+7=17日」となり、翌年の「2月17日」が出産予定日(40週0日)となります。最終月経が「1月15日」の場合は、月は「1+9=10月」、日は「15+7=22日」となり、同年の「10月22日」が予定日です。
ただし、このネーゲレ概算法は「生理周期が28日周期で規則正しく、月経開始から14日目に排卵が起きた」という前提に基づいています。生理周期が35日周期の方や不順な方の場合は排卵のタイミングが異なるため、この計算式だけではズレが生じる点に留意が必要です。