斜め前髪を思い通りに仕上げるには、使用するツールに応じた正しい熱処理と手の動かし方を理解しておく必要があります。ここでは定番の3つのツールを使ったプロ直伝のスタイリング手順を整理します。
1. 【土台作り】前髪流すドライヤーのコツ
スタイリングの成否を分けるのはブローの段階です。まず前髪の根元を霧吹きなどで地肌からしっかり濡らします。その後、「流したい方向とは逆」に向かって指の腹で地肌をこすりながら温風を当てます。8割ほど乾いたら、今度は流したい方向へ向かって風を送り、最後に冷風を5秒当ててベースを固定します。このクロスドライによって生えグセが均一に整い、割れにくい土台が完成します。
2. 【定番】前髪斜めストレートアイロン巻き方&コテの入れ方
前髪斜めアイロンやり方において、失敗を防ぎやすいのは温度調節が可能な140℃〜160℃のストレートアイロンです。前髪を上下2段、または中央とサイドの3ブロックに分けるのがポイントです。
アイロンで前髪の中間を挟んだら、額に対して平行に滑らせつつ、毛先手前で手首を「流したい方向へ45度スッと抜く」ように動かします。決して強く握り込まず、滑らかな半円(Cカール)を描くイメージで熱を通します。巻き終えた直後の熱が残っている間に、指先で流したい方向へ毛流れを整えて冷ますことで、自然なカーブが定着します。
3. 【時短&ふんわり】前髪マジックカーラー流し方
アイロンの熱によるダメージを抑えたい方や、朝のメイク時間を有効活用したい方には、直径30mm〜35mm前後の大きめマジックカーラーが適しています。前髪を前に引き出し、毛先から根元まで垂直に巻き込んでクリップで留めます。ドライヤーの弱温風を5秒当てた後、完全に冷めるまで放置します。外す際は、真下に引くのではなく「流したい方向の斜め後ろ」へ滑らせるように外すと、ふんわりとした立ち上がりと自然な毛流れが一度に手に入ります。