革ジャンクリーニング失敗の罠!料金相場と後悔しない専門店選びの鉄則

革ジャンクリーニング失敗の罠!料金相場と後悔しない専門店選びの鉄則

革ジャンクリーニング失敗の罠!料金相場と後悔しない専門店選びの鉄則の重要ポイントをお届けします。専門的な知識がチェックできます。

SNSや動画共有サイトでは「おしゃれ着洗剤を使ってお風呂場で革ジャンを丸洗いしてみた」というコンテンツが散見されます。しかし、皮革産業の専門家やタンナー(製革業者)の見解は極めて冷ややかです。

レザージャケットの自宅洗濯が極めて危険である理由は、革内部のコラーゲン繊維束の変質にあります。水に浸けた革は乾燥する過程で繊維同士が強く結合し、収縮を起こします。市販の柔軟剤や油分を投入しても、芯まで均一に浸透させることは家庭環境では不可能です。乾いた後にサイズが1〜2サイズ縮んだり、表面がまだらに硬化して着用不能になるリスクが極めて高いのが現実です。

クローゼットから出した際に発生しているレザージャケットの白カビ落とし方として、除菌用アルコールスプレーを直接吹きかける行為も厳禁です。アルコールは塗膜を溶かし、激しい色落ちやシミを引き起こします。初期の軽微な白カビであれば、固く絞った濡れタオルで優しく拭き取り、風通しの良い日陰で乾燥させた後に皮革専用の抗菌クリームを塗布する程度にとどめ、根が深いものは迷わずレザージャケットのカビ取りクリーニングに対応したプロへ委託するのが鉄則です。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。