六星占術において最も関心を集め、同時に過度な不安を生みやすいのが大殺界(だいさっかい)の存在です。大殺界とは、12年周期のうちの3年間(「陰影」「停止」「減退」)に訪れる運気の停滞・変革期を指します。
12の運気サイクルと大殺界の位置づけ
運気は、種子 → 緑色 → 立花 → 健子 → 達成 → 乱気 → 再会 → 財成 → 安定 → 陰影 → 停止 → 減退 という12のフェーズを順番に巡ります。最後の3年間が「冬の時代」に該当する大殺界です。
大殺界の時期は、運命星と陰陽によってあらかじめ決まっています。例えば、木星人(プラス)であれば「辰・巳・午の年」、土星人(プラス)であれば「戌・亥・子の年」といった形で機械的に定まります。
大殺界中に絶対に避けるべきアクションと有効な対策
自著や各種講演において歴代の継承者が一貫して説いているのは、「大殺界の時期に人生の重大な新規行動を起こさない」という鉄則です。
・避けるべきこと:起業、転職、住宅購入、結婚、大型投資
・推奨される過ごし方:自己研鑽、学問、健康診断、先祖供養、身の回りの整理整頓
木星人や土星人のように、元来コツコツと積み上げる気質を持つ星人であっても、大殺界の真ん中である「停止」の時期には判断力が狂いやすくなります。この時期は「実りを収穫する季節ではなく、次の春に向けた土壌改良の時期」と捉えることが、リスクを最小限に抑える最大の防衛策です。