日本中を揺るがした期間限定の再結成から、早いもので数年が経過した。あの時、ステージ上で見せた剥き出しの熱量は、単なるノスタルジーの消化ではなかった。むしろ、彼らの音楽人生における第二のスタートラインだったと言える。
高橋がベースを抱え、ハスキーで伸びやかな歌声を響かせた瞬間、かつてのファンだけでなく、リアルタイムを知らない若い世代をも釘付けにした。彼が放つロックスピリットは、年齢を重ねるごとに渋みを増し、より説得力を持つようになっている。あの再結成は、彼の中に眠っていた「音楽への渇望」を完全に呼び覚ますトリガーとなったのだ。