2人の運命が交錯したのは、2011年8月に銀座・ル テアトル銀座で上演された劇団EXILEの本格舞台『レッドクリフ 〜愛〜』での共演でした。AKIRAが知勇兼備の名将・周瑜を演じ、リン・チーリンはその妻である絶世の美女・小喬役を熱演。当時から互いのプロフェッショナリズムと人間性に深い敬意を抱いていたものの、この時点ですぐ交際へと発展することはありませんでした。
2人は長年にわたり、国境を越えた友人関係として連絡を取り合っていました。公式発表資料や当時の特別インタビューによると、関係が決定的に変化したのは出会いから約7年が経過した2018年末のことです。多忙なスケジュールの中で再会を果たし、人生観や家族観を深く語り合う中で急速に距離が縮まり、交際へと舵を切りました。交際期間は約半年という電撃的なスピードで、2019年6月6日に婚姻届を提出。交際発覚のワンクッションを挟まない突然の結婚発表は、日本のみならずアジア全域のメディアに激震を走らせました。
当時、日本国内でとりわけ注目を集めたのが7歳という年齢差でした(結婚当時、AKIRAが37歳、リン・チーリンが44歳)。しかし、カナダの名門トロント大学で西洋美術史と経済学の学士号を取得しているリン・チーリンの知性と精神的自立、そしてEXILEで鍛え上げられたAKIRAの包容力は、年齢差を微塵も感じさせない完璧なバランスを保っていました。外見的な華やかさの裏で、極めて堅実な人間的信頼関係が8年という歳月をかけて醸成されていたことが伺えます。