ネット上の反応を精査すると、ユーザーやクリエイターの間で明確な意見の対立と温度差が存在することが分かります。
擁護派やゲームプレイを主体とするユーザーからは、以下のような意見が多数を占めました。
- 「メカ×美少女というジャンル自体、島田フミカネ氏や黒星紅白氏など多くの先人が築いた土台の上にあり、neco氏のスタイルもその潮流の一つ。ジャンルの共通記号をパクリと断じるのは無理がある。」
- 「NIKKEはキム・ヒョンテ氏率いるチームの強烈な肉体描写とLive2D演出が本質であり、ゲーム性や全体のアートディレクションは唯一無二だ。」
これに対し、イラストレーターコミュニティやインディーズ創作を支持する層からは、より厳しい声が上がっています。
- 「neco氏が長い年月をかけて構築した『ダークトーン×武装女子高生』の独自の記号性を、巨大資本の商業ゲームがノーリスクで『トレンドのつまみ食い』をしているように見えてしまう。」
- 「法的に著作権侵害(トレース)にならないギリギリのラインを攻めて作風を模倣する手法は、クリエイターへの敬意(リスペクト)を欠いているのではないか。」
このように、「法的な違法性がない以上問題ない」とするプラグマティックな視点と、「創作者の作家性をリスペクトすべき」とする倫理的視点が衝突し、議論が平行線をたどる構造となっています。