二人の関係性を深く理解するためには、その出会いと結婚観の変遷を振り返る必要があります。Nosukeの経歴プロフィールを整理すると、1989年生まれでmisonoより5歳年下。幼少期からドラムに親しみ、確かな演奏力で数々のアーティストのバックバンドを務めてきた実力派ミュージシャンです。
二人の馴れ初めは2016年。共通の知人を介した食事会で意気投合し、交際へと発展しました。オープンな交際を続けた二人は、2017年7月にサンリオピューロランドをはじめとする複数の会場で計7回もの挙式を行い、世間の耳目を集めます。しかし、この時点では婚姻届を提出せず、「事実婚」の形を選択していました。
事実婚を選んだ背景には、形式的な戸籍の制度に縛られたくないという価値観や、双方の親族への配慮、苗字の変更に伴う煩雑な手続きを避けるといった現実的な事情が存在していました。あえて紙切れ一枚の契約に頼らず、愛情の純度を保ちたいという強い意思表示でもありました。
ところが2018年9月、二人は突如として正式に入籍を発表します。背中を押したのは、Nosukeの家族との関係性や、将来を見据えた際に生じる法的な権利関係(医療現場での同意権や公的手続きなど)をクリアにしておきたいという現実的な判断でした。自由な事実婚から法的な婚姻へ。この舵切りからわずか2カ月後、二人は人生最大の試練に直面することになります。