福田こうへいの歌唱力を語る上で、外すことができないのが民謡界の頂点を極めたバックボーンです。20代前半まで呉服店に勤務する営業マンだった彼が、23歳から本格的に民謡を学び始め、わずか数年で「日本民謡ヤングフェスティバル」グランプリなど全国主要大会のタイトルを総なめにした経歴は異例中の異例と言えます。
音響エンジニアやボイストレーナーが口を揃えて賞賛するのは、「一切ブレないピッチ感」と「地声のまま高音域へ突き抜けるベルティング発声」です。一般的な演歌歌手が高音部で裏声やミックスボイスに逃げがちな音域でも、彼は強靭な声帯閉鎖と横隔膜の支えにより、太く艶やかな地声のまま響かせます。これこそが、CD音源以上に生演奏のコンサートで観客の鳥肌を立たせる最大の要因です。
SNSやファン掲示板には、実際のコンサートに足を運んだ人々から熱い反響が寄せられています。
「母の付き添いで初めて生のステージを観たが、1曲目の出だし一声で劇場の空気が震え、気づけば自分の方が号泣していた」(40代男性)
「マイクを胸のあたりまで離してもホールの最後列までビンビンに届く声圧に圧倒された。CDとは迫力が次元違い」(50代女性)
コンサートのセットリストでは、前半にオリジナルヒット曲を畳み掛け、中盤に『外山節』や『南部牛追唄』といった本格的な民謡コーナーを配置。後半には昭和歌謡の名曲カバーと最新曲を熱唱するという構成が鉄板となっており、観客を飽きさせない緩急のつけ方も超一流のエンターテインメントとして機能しています。